007)シリア、アレッポの石鹸

みなさまこんにちは。

今日はひとつ、とても嬉しいニュースがあります。


ただいま開店準備中の

喫茶 壁と卵にて

アレッポの石鹸の販売ができることが決まりました。

最近ではニュースやインターネットなどでもとりあげられたり、

東京ではナチュラルローソンなどでも販売しているので、

ご存知の方も多いかもしれません。


私は、姉が化学物質過敏症という症状を発症してから、

自分の生活用品も見直し、体に負担の無いもの、

化学物質を使わずに作られているものを探す中で出会いました。


見た目も独特ですが、

オリーブオイルとローレルオイルで作られたこのアレッポの石鹸は

使うほど体が本来の力を取り戻すような

不思議な感覚があります。

顔も体も髪も洗えます。

ぜひ肌荒れなどに悩んでいる方がいらっしゃったら

使ってみて欲しいです。

それから化学物質過敏症や香害で困っている方にももちろんオススメです。


株式会社 アレッポの石鹸の @masaoki_ota

太田さんのSNSなどで、情報を得る中で、

現在のシリアの情勢についても知ることができました。


お客様にわたしたちの思うことを共有、知っていただくきっかけとして

アレッポの石鹸を店頭にて販売したいという思いから

代表の太田さんにお電話で相談したところ

快く快諾してくださいました。

本当にありがとうございます。


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買い物は選択、そして投票です。

安いから、有名人が宣伝しているから

ではなく、

どういった場所で、どんな人が、どんな思いで。

どんな材料で作られているか。

それらは自分の体や心に、そして周囲の人に、

地球の環境に、どんな効果を及ぼすのか。

まずは小さなこの石鹸という自分の手や体を洗うもの、

それを自分の意思で選ぶことから

自分と世界のかかわり方を選択していくことができます。

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化学物質過敏症の方は、予備軍も含めると

現在日本で13人に1人と言われています。

自分は違うからと、化学香料や抗菌合成洗剤の成分を身にまとうことで

自分自身の健康も損なうだけではなく、

すれちがう誰かを、知らずに苦しめていることがあると知ってください。


私たちは1人で生きているわけではありません。

電車で隣り合わせた知らない誰か、

例えば地球の裏側で石鹸をつくる、誰か、

全ての人は誰かにとって、かけがえのない誰かです。

隣の人も私もあなたも。


全ての人と理解し合うことはできなくとも、

理解しようと試みることはできる

すれ違う誰かを思いやることは、必ず自分に返ってきます。


私たちがお店の名前を

村上春樹さんのエルサレム賞受賞のスピーチ

 ”壁と卵”というタイトルからお借りしたのも、

どんな時も(卵の側)でありたいという思いからです。

(雑文集という本で、スピーチの全文を読むことができます。

もしご興味がある方は読んでいただけたらと思います。)

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アレッポの石鹸

お店がはじまったら、店頭にて販売します。

全国各地でも販売しているところがありますので

ぜひ試してみてくださいね。


20210426/ kayoko.t


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kabetama.com

ちょっと近所の喫茶店による時間、 って 人の心に必要なものだと思うのです。 遠くに住む家族や友人たち、 近くに住んでいても、介護や子育て、病気や仕事など いろんな理由があってなかなか来られないお客様にとっても 幡ヶ谷のお店に訪れたような 気持ちになれる場所を インターネット上に作れたら そんな気持ちではじめました。

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