98)11月のテーマは【クッキー&ビスケット】

11月のカベタマ文庫のテーマは

【クッキー&ビスケット】

◯ノルウェイの森 村上春樹著

◯CAMERAer 野村浩著

◯ノンタンのたんじょうび 作・絵:キヨノサチコ

今月からビスケット缶がはじまるので

11月は壁と卵のクッキー&ビスケットにちなんだ本を3種類選びました。

◯ノルウェイの森の中で、

「人生はビスケット缶のだと思えばいいのよ」という緑のセリフがあります。

(ビスケットの缶にはいろんなビスケットがつまってて、好きなのとあまり好きじゃないのがあるけれど、

先に好きなのばかり食べてしまうとあまり好きじゃないのばかりが残るから

辛いことがあったときは、

今これをやっとくとあとになって楽になるって思うようにしている)と話す緑。

村上春樹さんの物語やエッセイにでてくる、 

”言葉”や登場人物の考え方、そして行動に、

勇気をもらったり、支えられたりしてきた読者の方はきっと、たくさんいらっしゃると思います。

わたしももちろんその一人です。

このセリフも、十代の私をとても勇気づけてくれました。


そして、

いつか自分でお店を開いたら、

ビスケットの缶をつくりたいなとずっと思っていました。

この言葉を込めたビスケット缶を、いろんな方に届けられたら嬉しいな、

例えば今ちょっとキツくてなかなか人生が思い通りにいかないなんてときも

この缶を見てちいさな希望に、

今いる場所とはちょっと違うパラレルワールドの入り口に

このビスケット缶がなったらいいなという思いをこめて

今回壁と卵のビスケット缶を作りました。

(それから、できたらうちのお店のビスケットの缶は

全部好きなのが詰まっていたらいいなと願います。)


◯私がはじめて作ったクッキーは

ノンタンのたんじょうびに出てくるノンタンのクッキーです。

絵本とお菓子づくりが大好きな母と小さい頃よく一緒につくりました。

愛する人と作ること、愛する人に作ること、そのよろこび

この絵本はお菓子作りの自由さ、楽しさを思い出させてくれます。


◯そして、CAMERAer

著者 野村浩さんは 大活躍中の写真家であり、現代美術の作家さんです。

今回なんと、オーダーいただき

野村さんの個展で配るクッキーを作らせていただきました。

現在中目黒のPOETIC SCAPE では

野村浩さんの個展「KUDAN」を開催中


*11月3日(木)〜 6日(日)に開催される

#アートウィーク東京2022 期間中は、ポエティックスケープにて

カベタマ特製 kudan クッキーをプレゼント予定です。(先着順)


詳細は

ポエティックスケープ https://www.instagram.com/poetic_scape/

アートウィーク東京2022 https://www.instagram.com/artweektokyo/

それぞれのアカウントにてチェックしてみてくださいね!

このカメラーかわいらしいイラストに油断して読み始めると、

いろいろ深いし3コマだし面白いだけじゃなくて

超ハマっていきます。カベタマ店頭にございますので

ぜひ手にとってご覧ください!


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kabetama.com

ちょっと近所の喫茶店による時間、 って 人の心に必要なものだと思うのです。 遠くに住む家族や友人たち、 近くに住んでいても、介護や子育て、病気や仕事など いろんな理由があってなかなか来られないお客様にとっても 幡ヶ谷のお店に訪れたような 気持ちになれる場所を インターネット上に作れたら そんな気持ちではじめました。

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